子供たちに伝えたい秋分の日

日本人が大切にしてきた、秋分の日についてお話しするね。
 
昼と夜の長さがほぼ同じ日が年に二回あります。
春が、春分の日。
秋が秋分の日といいます。
秋分の日をはさんだ、七日間を秋のお彼岸と呼び、この間にお墓まいりをするのが、日本の習わしです。
日本人は、亡くなったご先祖さまを、あの世で 幸せに暮らせるように 願っていたんだよ。
きみたちは、死んだらどうなるか、考えたことはありますか?
昔の人は、目に見えない 世界も大切にしてきました。
自分が今、こうして 生きていられるのは、ずっとずっと前からの ご先祖さまのおかげ。
そのご先祖さまは、目にはみえないけど、私たちを 守ってくれている と 信じていました。
だから、お墓まいりをして、ご先祖さまに、
「いつもありがとうございます。ずっと幸せでありますように」と 
感謝の お祈りを するんだよ。
日本人は、ご先祖さまに 生かしていただいていることに 感謝して、毎日 お仏壇に手を合わせたり、年に二回の 「春分の日」と「秋分の日」には、お墓まいりにいくだよ。
あの世とこの世は 繋がっていて、循環して いるから家は 続いていくんだよ。

昔は カレンダーが なかったので、春分の日は 種まき。秋分の日は 収穫の時期と 目安にしていました。
ちゃんと季節は巡っているんだね。

豊美ガーデン

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