むかし話〜お月様とうさぎ〜
昔話〜お月さまとうさぎ〜
お月さまにうさぎが住んでいるというお話を聞いたことがありますか?
ある日、さるときつねとうさぎは、山の中で倒れているいるおじいさんに出会いました。3匹はおじいさんを助けようと考えました。
さるは木登りが得意です。木の実や果物を集めました。
きつねは素早い足で 川から魚を採りました。
うさぎは何も採ることができませんでした。
うさぎは何をおじいさんにあげたら良いか、分かりませんでした。
一生懸命考えた末、自分の肉を食べてもらおうと火の中に飛び込みました。
おじいさんは、実は神様でした。
優しいうさぎのことを、いつまでも多くの人に知ってもらおうと、うさぎを月にのぼらせました。
うさぎは、月にのぼっても、神様の大好きな、お餅を ぺったん ぺったんついているのです。
満月にうさぎは見えないけど、このけなげなうさぎを思い出します。
このうさぎさん。
犠牲とも思わず、喜んでそうしたのでしょう。
誰かのために、自分のできる精一杯をする。
そうした行ないをした人は偉人として、この様に語り継がれたり、銅像になったりするのでしょう。
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