重陽の節句

9月9日、今日は重陽の節句です。
五節句の中でももっと縁起が良い日とされ、大切にされてきた行事です。
重陽の節句に添えられる菊の花は「安定」という力がありますります。
昔の人は夏から秋に変わる節目として仕事の手を休め、心穏やかに家族の団欒を愉しんだのでしょう。
こうした大切な教えを日本の伝統行事は伝えてくれます。
日本の各地に天災が巡っています。
自然の恵み。
日々の感謝。自分を大切にする時間・・
たくさんのメッセージを頂いている様な気がします。
どうか、1日も早く安らかな暮らしに戻るよう、お祈り申し上げます。
重陽の節句の昔話に中国から伝わる「菊慈童伝説」というお話があります。
このお話の起源は古事記に登場する菊理姫(ククリヒメ)という神様が関係しています。
菊理姫は一旦を締めくくり再スタートする力を持っています。
私達の生活にも、
1日、1週間、1ヶ月、1年と、きちんと締めくくる習慣は大いに取り入れたいものですね。

豊美ガーデン

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